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第15回 制作ツール

今夜はちょっと用事があるので、変な時間に更新。

今回もどちらかというと内部的な事を。
いや、別に他に書くネタが無いわけではないんですけど、せっかくなので。
こういうネタが好きな人もきっと居るでしょう。


で、何なのかというと、ゲームを作るときは規模とかジャンルにもよるんですが、
より効率的に制作をするための自分用や内部用のツールを作る事があって。
まぁ中には、ツールを作るための時間がそれにより効率化された時間よりも長くなったり、
とかいう本末転倒な事もあるんですが、まぁ単純な時間効率以外にも色々あるので……。

今回はRPGということで、特に大量のデータを作りこむ必要があるので、
そういう自分用のツールは必須で、RPGツクールを作ってるような感覚ですね。

それで、今回はどんなのがあるのかをちょっとSSでお見せしようかと。


まずはマップエディタ

まあ、定番ですね。マップエディタは多くのジャンルのゲームで結構汎用的に使えるので、
過去の作品でも使ってたんですが、結構つぎはぎだらけだったり色々あれだったので、
今回ばばっと作り直しました。
そういうわけでこれは、今回の神鏡世界以外でも使える感じになってます。

なんかどこがで見たことあるようなデザインだったり、色々手抜いてるのが見えるんですが、
必要最低限な機能はあるので、まぁこんなもんでしょう。


次にイベントエディタ

イベントはごく簡単な、いわゆるオレオレ言語的なスクリプトです。
別にたいした機能も無く上から順に読んでくだけですけど、まあそれだけで十分。

イベントはマップ単位で管理して、左のリストがそのマップにあるイベント一覧。
上のInitializeがイベントが配置される時に実行されるもので、
イベントのグラフィックや行動、起動トリガーとかを設定していて、
下のMainが実際に起動したときの処理を書いてく感じです。

これは体験版のときの文の。


次にゲームで使う様々なデータたち、
アイテムエディタ
スキルエディタ
エネミーエディタ

この辺は、全部CSV形式で管理してるので、GUIのパーツの配置とかが違うくらいで、
やってることは全部読み込んで並べて編集するだけなので殆ど同じです。


まぁこんな感じで、ゲームが出来ていく過程では、
ゲーム本体以外にも色々ツール的なものも作られていくわけなのです。

もちろんここで紹介した以外にも色々あるんですが、
ひどく個人的な事を言うと、僕の場合はあまりそういうツール系のものを作ってても
あんまり楽しくないので、作るの好きじゃないんで、誰か変わりに作ってほしいですね!

そんなひどい話をした所で、次回は01/21です。

Fifteen | 2012/01/14 04:25:46

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